グロテスクな表現はたしかに多いです原作のストーリーを考えるとそれがまた必要な表現なのかなと納得でも、アニメだとストーリーがまだ序盤？だからか、活かしきれてない印象ストーリー、見せ方が原作は本当にヤバい原作からのアニメだと数倍は楽しめると思う

アニメ制作陣に並々ならぬコダワリがあるのは伝わります。多数映画やアニメをなぞらえたOP、別々の一流アーティストが手掛ける12種類のED、一級品の作画チェンソーマンに対する愛の深さを感じる作品です。しかし空回りしている点があるのも間違いありません。①原作から変更を加えた演出の数々これは原作ファンのほぼ全員から指摘されている点でしょう。それが好影響を与えてる場面もあれば、明らかに微妙な演出と化してる場面もあります。ほんの一部を例として挙げるとすれば…例えば1話のゾンビ集団に対して「ギャアーハッハハァ！！」と叫びながらチェンソーマンの姿で暴れるデンジの姿とか。例えば至極どうでもいい悪魔との戦闘を事細やかに描いて非常に長引かせてしまうとか。例えば沢渡と早川が対峙する直前にマキマが能力発動して組員らしき人間達を殺すシーンとか。コダワリをもって原作を再解釈しているのか、尺稼ぎ等の制作側の都合を優先して演出を改変してるのか、飲み込み難い演出改変がいくつもありせっかく一流のアーティストときめ細やかな作画とニクイ演出を混ぜ合わせて作り上げた最高の料理なのに、定期的に謎の髪の毛が紛れ込んでしまっている。そんな感じです。その髪の毛を口に含むたびに何とも言えない暗い気持ちになってしまいます。どれほどアニメ制作陣が優れていようが、結局アニメ「チェンソーマン」は漫画「チェンソーマン」という作品の魅力や人気にあやかっている作品に過ぎません。そういうのは出来ればオリジナルアニメの方でやって欲しい。そう感じざるをえない改変が多々あるのが正直なところです。ただ、本当に素晴らしいと感じる改変や追加シーンもあるので、難しい所ではあります。失敗を恐れない挑戦が新たな可能性を生むのも確かですので。②シリアス面に傾き過ぎた演出チェンソーマンの面白味は軽いノリとかシュールな雰囲気とか、そういったところにもあります。しかしあまりにも作画が丁寧すぎるのと、BGMが少な目なのも相まって、原作よりもシリアスさが増してます。良い風に見れば新解釈ですが、悪い風に見れば「なんか重い」という印象を受けます。重要人物が亡くなるところと終盤以外はほぼ大体ギャグと言っても過言ではないです。日常会話は大体ギャグ、戦闘シーンも大体ギャグ。しかしアニメはあまりにもクオリティが高すぎてギャグに見えません。ずんぐりむっくり進んでいくおもーいお話の雰囲気がそこはかとなく漂っています。終盤に差し掛かればほとんどの日常描写が重くなっていくので、せめてそこに至るまでは軽い雰囲気で進んでいってほしいとも思います。ただこの部分は「それが逆に良い」と感じる人も多いので、一長一短ではあります。③作中内のBGMの少なさ②でも触れましたが、静かな場面がとても多いです。そういう演出をあえて選んでいるとは思うのですが、キャラ同士の軽い掛け合いをしているシーンも静かに進んで行ったりするので、何だか物足りないと感じてしまいます。やはり表現方法が映画的なのかもしれません。アニメ的なアプローチをしていないのだなと改めて感じる部分です。それが良いと感じる人も多いのかもしれませんが、自分にとってはかなり物寂しい。作者も映画好きですし、マキマもデンジも映画好きですし、恐らくアニメ制作陣も映画好きですし、一般視聴者(の私)も映画好きです。このアニメに関わる人は映画好きだらけだと思います。でもアニメはアニメですので、映画的な表現方法にはどうしても違和感を覚えてしまいます。もちろんチャレンジングな部分は好感を持てます。しかい他人の褌に近い原作付きアニメ(アニメ化前ですら1巻辺り100万部以上売れており既に大量のファンがついてる日本屈指の超人気作品)で試すよりも、オリジナルアニメとかでやった方が良かったんじゃないかな～…と正直感じました。ファンが大量についてるヒット確定作品をわざわざアニメ化したんですから、内容を一部改悪してしまっては、原作ファンから文句出るのはしょうがないです。原作のクオリティや人気を考えるとアニメのクオリティは想定外としか言いようが有りません。これほどまでに作画・曲・ストーリーが良いのに、こんなにも退屈になってしまうのって逆に至難の業ではないでしょうか。ドロヘドロとかヴィンランドサガとか呪術とか、MAPPAが手掛けた他アニメのように原作重視の制作を行ってくれれば、それだけで神アニメになったはずなのに……。～まとめ～総評としては、とてもクオリティの高い良アニメでした。しかしサブカル感の異臭が拭えず、どうしても違和感を覚えるシーンも多々あり、最高のアニメだと断じ切れないのが本音です。円盤ヤバそうですね。あと刃渡り2億センチはもっと聞きたかった……。※追記円盤、やはり爆死しましたね。原作ファンからは呆れられてる内容だったので原作ファンからほぼ総スカン食らうのは当たり前だとは思うのですが「アニメ良かった」と言ってたアニメファン層は一体何だったのかと愕然としました。何度も言われてることですが、エゴや美意識を全面に出してすら内外から好反響を呼べるのは一部の天才だけ。例えば藤本タツキ先生こそは間違いなく天才でしょう。しかしアニメ制作者のほとんどが原作ありき商法でしかヒット作を作れないのに、天才の創り上げた絶妙な世界観や雰囲気を切り崩してまで、独自演出を過度に入れ込んでしまうのは甚だ疑問です。独自演出も全てが悪かったとは思いません。良いシーンもありました。しかし1の名シーンを見るために99の微妙な演出を見せられても……少なくとも割には合わないですね。そもそも理性とか知性を感じるデンジの声質の時点で、作品解釈が違い過ぎます。マキマの声優が一時期話題になってましたが、どこをどう考えてもデンジの声の方がフィットしていない。とりあえずお疲れ様でした。前にも書きましたが、これほどまでの作画・曲・ストーリーが揃っていながら、総合的に見たクオリティの低さというのは最早驚異的であり奇跡的です。2期は委員会を入れるか、制作メンバーを一新するか、別会社が担当して戴けることを切に願います。※更に追記時間が経てば経つほど少しずつ腹が立ってきました。アニメ制作として堅実な実績を築いてきたMAPPAが、同業他社を押しのけて社運をかけて作ったアニメの出来がこれかと。もし別会社がチェンソーマンを制作してくれていたら、結果は良い意味で違っていたでしょうね。藤本先生はファイアパンチ、チェンソーマンで実績を積み重ね、読み切り作品はどれも大ヒット続き。加えて大きなモチベーションを持って精力的に活動されている若く稀有な漫画家であられるのに彼と周囲の編集者が築いてきたムーブメントをものの見事に堰き止めてしまったあたりこれほどまでに「泥を塗る」という表現がぴったりとハマる状況は無いでしょう。二度と関わらないで欲しいと思いつつも、チェンソーマンほどのビッグタイトルで二期を作らないという選択肢は有り得ないので、どういった決断を取ることになるのか非常に怖いです……。少なくともMAPPA単体でチェンソーマンを扱いかつ売り切る実力は持ってないことが証明されたので素直に他会社さんと協力して作品のクオリティ上げませんか…？

本誌原作から読んでます。良くないところは①原作の狂った感じを演出できなかった②大切な意味のある小さなシーンを監督が理解出来ていなかった③監督の演技指導(ゴミ)のせいで声優陣も実力をだせなかった良いところは①今流行りの絵がキレイなアニメなので鬼滅⇒呪術⇒のニワカ勢が大量に流れ込んでくれた②OPの米津玄師がチェンソーの世界観を完全に表現してくれた監督はエロとかセックスをエモいと思ってるんだろうなぁ…。セフレの片思いとかを情緒的とか浅っい思考で作ってんだろうなぁ…って感じです。デンジやマキマの掘り下げをせずに姫野の描写増やしてアキと肉体関係があったような描写をくっつけて「それが死ぬからオシャレでしょ？」って言ってる感じ。誰でも勝手にポックリ死ぬからチェンソーなんだよォ！こわーい悪魔と対峙しててもデンジの奇行で爆笑できるのがチェンソーなんだよオ！『ノーベル賞』とか『気楽に復讐を！』とかの名ゼリフをここまで存在感なしにできるのすごい。本当に原作理解出来てないんだな…何を見てたんだろう…ってびっくりします。原作：とち狂ったシリアスな笑いの中に美しい伏線や対比で魅せるアニメ：オシャレでしょ？そりゃ円盤売れんわな

いやいやいや、面白いでしょ。デンジ君が無双するわけでもないけど、当たり前の行動や言動してくれるからなんかスッキリする。復讐なんて自分が気持ちいいからするんでしょ。玉を蹴るのは納得です。最高の鎮魂歌だね。OPのボーリングの金色玉とかパワーがハンマーで叩いたゴールデンボールとか、このことを示唆していたのか。伏線回収お疲れ様でした。

音楽も映像もストーリーもキャラも全て良かった！　高評価に納得です。最初の方流し見してたので面白いと思った時にはちょっとストーリーについていけなくなったので最初から腰をすえて見ることをオススメします。ちゃんとおもしろいので期待して見て大丈夫です。私は最初からもう1回見直そうと思います。

幼馴染の葬儀で2年ぶりに故郷に戻ってきた主人公は島が抱えるおかしな謎に巻き込まれていく・・・タイムリープとドッペルゲンガーを掛け合わせたSFホラーで超絶ハードこんな面白いアニメがあったのかと驚愕しました、超オススメです！

サウンドノベルゲーム系が好きで、リゼロ＋あの花というレビューに興味がでて視聴。謎解きで18話くらいまでが大変面白くそこから落ち着き、ラストバトルも練られているんですがダレて最終回の大文字で･:*+.(( °ω° ))/.:+ハッピーエンド過ぎましたが結果視聴して良かったです。中盤までなら★★★★★ディズニー＋独占配信だったからか、この話と作画の割にあまり話題になっていなかったですね。天国大魔境も独占配信でガッカリ。アマプラ期待してます。・追記2週目しました。感想自体は基本変わらないのですが、理解していたからかラストバトルは初見よりかはダレず、大文字前の過去ワードで涙腺崩壊、ハッピーエンド過ぎも気になりませんでした。

一部の界隈で盛り上がっているのを見かけて、いつか見なきゃ、と思っていました。偶然まとまった時間が取れた時に、これまた偶然本作を見かけたのでついに視聴しました。結果、見てよかった。。特に前半クールは素晴らしい。ミステリーとラブコメ、バトルモノがいい感じにミックスされていて、あっという間に時間が過ぎていった。これらは設定がなせるものだろう。制限ありのタイムリープに影(ドッペルゲンガー)、日本昔話的な伝説など、初期設定は魅力的なものばかりだったように思う。原作は未読だが、画作りやアニメーションに力が入っていてとても引き込まれたし、声優さんの声もよくあっていたと思う。もったいないなと思うのは後半部分。四手が出てきたあたりからジャンプのバトルモノ要素が強くなっていき、せっかくの初期設定が都合よく取って付けたようなものになってしまった。前半部分が良かっただけに、後半失速した感覚は否めない。それでも、時間が過ぎるのを忘れて次の話が気になる作品はなかなかないので、見て損はないと思う。

あまりの高評価にレビューを覗いてしまったんですが、レビュー見ずに入れば良かったと心底思いました。出だしの性的表現は要るのかと思いましたが段々効いてきて、あの描写が苦手な人は何とか乗り越えてほしい。3周目に突入して、ループから抜け出せなくなってます。

この作品を一言で表すと異星人との戦い、に近い感触の夏恋物語アニメです。（私の主観です）ーー作画などーーなんとなく観ているだけでも、映像のカット、動かし方でも美しかったりよく出来ている部分が多く、キャラも個性もしっかりしていて、人間味のある話し方と内容。手抜き部分が殆ど見られない。＠＠ストーリー＠＠肝心のストーリーは、わかりにくい所は数回その流れを使ってわかるようにしていて、みんながわかった所で、次の展開となり、置いてけぼりを少なくする配慮?かもしれません。主人公の考察部分が、難しく感じる人はそのままなんとなく見ていても大筋では困らないし面白いかどうかで言うと、好きな人は好きと、好みが分れる所。ーーバトルーーバトルは熱が伝わってくる部分も多く、アクションもしっかりしています弱点を付くと言う事に特化している事も無く、作戦も即席で作る時としっかり作る時の使い分けなども上手く見ごたえ有りました。影とのバトルが長くなる部分で、若干ダレがありますが後半の助走だと思って17話前後からの２～３話は我慢しましょう。私は、この部分のややダレ感がなければ、星５でした。ーー終わりにーー問題は、タイトルや詳細の何処を見ても、この感じのアニメだという事がわからない点が一番の問題だと思います。なので最初に私なりの一言表現をしてみました。この作品の一部を切り取っても、『もう一つ作品を作れるんじゃないか？』というくらいよく考えられている、凄い作品だと思います。